ハドソンバレーサドベリースクールについて

留学生タラスより聞き取り (2010年2月)

 

 

私が通っているのはニューヨーク州にある創設7年目のデモクラティックスクールです。

サドベリーバレースクールと同じスタイルの学校に子どもを通わせたい人たちが作りました。創設者の一人がお金を立て替えて、2年目くらいに今の校舎を建て移ってきたそうです。NY州の学校設置の消防法などに基づいているきれいな建物です。

月曜日から金曜日まで8時半から4時半まで学校が開いています。5歳から19歳くらいまでの子どもが53名います。スタッフは5名、そのうち一日3名が来ています。NY州の法律に基づいて6歳から10歳の子は毎日5時間以上、11歳以上の子は5時間半以上学校にいることになっています。

学費はスライド制で、保護者の納税額に応じて値段が決まります。一番安い人は100ドル(約10万円)で最も高い人は600ドル(約60万円)となっています。月分割もできて、その場合は銀行引き落としの手続きをすることになっています。こうして経済格差によらずどの子も通いやすいこととスクールの運営が成り立つようにと話し合いながら工夫しています。

 

校舎の様子

まず学校の建物の様子を紹介します。

一階建ての細長い建物です。小さい部屋がたくさんあるので、全部で20近い部屋があります。建物の中と庭や続いてある森で子どもたちはそれぞれしたいことを自由にしています。

一番大きい部屋はキッチンです。

売店、美術室があります。

音楽室にはピアノが1台あり、後は各自がギターやベース、アンプなど持ってくる形で壁は防音してあります。

写真の暗室がありますが、今は使う人が私以外いません。その横にMacのパソコンのある部屋があり、暗室とつなげて「ビジュアルアート」部屋として使っています。

プレイルームにはおもちゃがたくさんあり、小さなトンネルがあってくぐったり、上に乗ったりできます。床にはパネルクッションがひいてあり、壁も色が塗ってあります。

ダンスルームも小さいですが、一方の壁に大きな鏡がはってあります。

ロッカールームには各自のロッカーやコートをつるところがあります。

ラウンジ(居間)は大きくてL字型ソファーや座り心地のいい椅子がいくつか置いてあります。みんながのんびりする部屋です。

となりにつづけて小さなラウンジがあり、そこには対面式のソファーがあります。

パソコン部屋には4台パソコンがあります。

JC(司法委員会)の部屋があります。

静かに過ごす部屋があります。ここの部屋だけは床がカーペットなので汚れないようにまた衛生面から飲食禁止です。

黒板部屋と呼ばれる部屋がありますが、そこにある大きな黒板を使う人は少なく、4台あるTVでゲームをする子が多いです。最初TVはしたい子が持ってきたり持って帰ったりしていたけど、大変なので「寄付するからずっと置かせて」との申し出により許可されました。

リビングルームは落ち着いて過ごす部屋として使っています。静かな部屋ほどではないけど、普通の部屋よりは穏やかに過ごすことをしています。チェスをするとか本を読むとかです。

図書室は週に一度のスクールミーティングの場所としても使います。その日は議長がたくさんの椅子を並べて会議しやすくします。

ミーティングルームは小さいですが、クラブの話し合いやプライベートな話などこじんまりとした話し合いの時に使います。

最後はオフィス(事務所)です。2つの机と2台のパソコンがあります。学校に関するいろんな書類がおいてあります。

あとは広い庭があります。隣接する森も季節や場所によってはいることができます。森は色で境界がわかるようになっていて、この色の所はこう、この色の所はこれはしてはいけないとか決まっています。

 

 

クラブ活動

今年は5つのクラブがあります。美術・音楽・料理・図書・ミディアアートです。クラブはクラブの部屋がそれぞれもらえて、そこを自分たちで管理運営しています。クラブでいるものがあると、校内でケーキを売ったりするなど自分たちでお金を稼いで買っています。自分のやりたいことをするために自分でお金をねん出することを学んでいます。あと、許可制できちんと扱える子は許可をもらっていて自由にいろいろ扱えます。たとえば、クラブの中で美術室には壊れやすい高価な機材やオイルペイントの絵具などもあるので、その子一人で扱えるかどうか判断して大丈夫な子には許可が与えられています。許可された子は一人で自由に使えるし、そうでない子は許可をもっている人と一緒に使って覚えていきます。

 

 

掃除

校内の掃除のやり方について話しましょう。

掃除の区域は18か所に分かれています。1時半から2時半が掃除時間です。掃除のスーパーバイザー(監督)という担当がいます。全員が毎日するのでなく、交替に同じ回数できるように担当が表でやった回数を記入しています。各自どこがやりたいか、いつがやりたいかなど希望があれば事前に担当に言っておきます。「今週は毎日するから来週は全部なしにして」とか「ぼくはラウンジを毎回したい」とかです。それを担当がアレンジして「今日はここを・・・くん。」とか1時半に知らせていきます。

 

 

学校運営のための係りについて

学校を運営していくためにいろんな係りもあります。

出席係りは出席簿を管理します。8時半から遅くても11時までに来ることになっています。まず玄関に出席簿があり、各自来ると自分の名前の所にチェックをします。それを11時になると係りが集めます。たくさん休むと係りからお手紙がきます。

オーソリティ係りは学校がNY州での決まり事に合っているかを調べて確認しています。

新入学生係り、会計係り、記録係り、OBOG係り、医務係りもあります。

グリーン係りは校内のリサイクルを推進します。ゴミの分別がきちんといっているかとか、分けたごみをリサイクルに出すとかです。

売店係りは売店の仕入れ管理など運営と、自分で売店のレジを扱える子を判断して許可を出す係りです。許可をもらった子は係りがいないときも鍵をあけてレジをうち、商品が買えます。また許可を持ってない子は買いたいときは許可を持っている子に頼みます。

PPC係りは校内の修繕と周りの安全を気をつけます。たとえば冬は道が凍らないように塩をまくとか。植木や薮の手入れもします。また狩りのシーズンが始まったのでいつからいつまでは森の奥へ入らないようにという張り紙を校内に貼ったりしています。

選挙係りは一年の最後の1ヶ月だけ仕事があります。次の年に向けてスタッフにつづけたいか、続けたいならやりたい仕事、日数、お給料の額など希望を提出してもらいます。そのあと子どもたちで誰に来てほしいか選挙をしていきます。そのコーディネイトをします。

テクノロジー係りはパソコンなどの機器のメンテナンスをします。

PR係りは生徒が増えるようにがんばって学校の広報をしています。

各係2名ずついます。一人が主担当、もう一人が補佐です。

こんなふうにいくつもの係りがあります。

今年で言うと主担当と補佐あわせて3つを生徒がしています。あとは5人のスタッフでわけてしています。いろいろ兼ねてたくさんしているスタッフもいます。

 

 

司法委員会

次に司法委員会について話しましょう。私たちのスクールは「自由」と「尊重」に基づいています。お互いが気持よく過ごせるために、お互いを守るためにたくさんのルールがあると捉えています。 そのルールも自分たちでつくったものです。

司法委員会(JC)というのはそのルールに基づいてルール違反を審議しています。「自由」と「尊重」に反した行為、誰かが誰かの邪魔をしたとかが裁判の対象になります。

JCには各年代から一人づつ生徒が選ばれています。5歳~10歳までから一人、11歳から14歳までから一人、15歳以上から一人。そしてスタッフからも一人。この4人とJC係りとJC係り補佐の5~6人で司法委員会が開かれます。JC係りが裁判を仕切る人(議長)です。

毎日11時から始められます。

まずルールを破っている人がいたり、迷惑な行為があればそれを専用の紙に書いて提出します。

11時からのJCで委員がその紙を読んで、調査に値するものかを話し合います。調査に値すると判断したら、かかわった人をJCの部屋に呼んで事実を確かめていきます。委員の中の秘書(書記)の係りが様子をパソコンに打ち込んでいきます。どうやって何がおこったのか調べて分かった内容を打ちこみ終わった後で読み上げます。このJCレポートでまちがえやおかしな点はないかを委員で確かめ合います。変な点があれば話し合い内容をただしていきます。

完成したら、このことが本当に起こったのかどうか、ルール違反となるものかを委員で多数決で決めます。

違反となったら、訴えられている人(被告)に「~というルールを破りました」と言い渡します。そこで訴えられている人は「はい、やりました」か「いいえ、してません」ともう一度言います。

そして被告が「有罪」か「無罪」かを決めます。

「有罪」となればルール違反としてペナルティをかすかどうかを決めます。

そのルールに対して初めての違反の場合は警告(注意)だけのことが多いです。注意の後に内容を書いた紙に被告はサインをするだけです。同じルールを2回、3回と破るとペナルティが言い渡され、だんだん厳しい内容となります。

 

「ろうかを走らない」というルールがあるので、これを例に具体的な様子を話していきます。飲み物を持って廊下を移動する子もいるので、廊下を走って誰かにぶつかると危ないのでこのルールがあります。

まず廊下を走っている人を見かけたら、専用の用紙に自分の名前、いつ・どこで・だれが・廊下を走っていたかを書いて投書します。

JCでその子が廊下を走らないというルールの2回目の違反とすると、ペナルティとして「ウエディングマーチ歩き」というのが宣告されます。廊下を結婚行進曲とともに歩く新郎新婦のように少しずつ歩くということです。走れないし、普通に歩くよりも面倒です。だいたいその日と次の日そうしないといけません。それでも何度もルールを破って廊下を走ると、1週間とか言われるときもあります。それでも守らない、あるいはペナルティを果たさないと、廊下を通るのが禁止されます。廊下を通らないと、売店・おもちゃべや・ダンス部屋などにいけません。トイレも玄関から出て庭を通って裏口からはいるという大変遠回りすることになります。

次の例にうつりましょう。一つの建物をみんなで使っているので、みんなが一つのコミュニティ(集団)として大家族のように暮らしています。そしてそれぞれがそこで好きなことをしている。本を集中して読みたい子がいたとします。落ち着いた部屋なのにうるさくする子が横にいて集中して読めなくて困っています。注意してもやめてくれません。そうすると紙に書いて訴えます。誰かに意地悪な態度をとったという時も「尊重をやぶった」ということでペナルティが課せられます。「迷惑をかけた子と同じ部屋にいてはいけない」とかです。

13歳の子が18歳の子にちょっかいをだしてまとわりついて体をつついては注意されてもやめないということがありました。ペナルティは「3日間18歳の子にいっさい触ってはいけない。つつきなし」となりました。

スタッフがよくやぶってしまうルールは「食べ物や飲み物をだしっぱなしにしない」です。売店で買った飲み物などをついついしまいわすれてしまうことがあります。売店では買った人のイニシャルをノートに記入してあるので、誰のごみかすぐにわかります。「そうじしても、した回数に一回分数えられない」というのがペナルティです。

係りの人が引き受けている仕事をきちんとしなかった時も訴えられます。学校が終わる時鍵を閉めて回る係りが2人います。次の日誰かが「~が来た時に鍵がかかってなかった」とみつけて訴えられることもありました。

たいていの悪口はいちいち訴えられませんが、「これは許せない」というほどひどい言葉の時は訴えられます。

小さい子が外でおしっこをしてそのまま裸で走り回っていたことがありました。これもルール違反で「二日間部屋の中で過ごすこと」というペナルティが課せられました。

衛生面を考えて飲食禁止の場所もあります。屋外で焚火をしてはいけないというNY州の法律にそったルールもあります。

 

こういう細かいルール違反について保護者は何も知りません。自分の子どもがどんなことで訴えられたか、どんなペナルティを課せられたかなど学校から親に連絡はいきません。子どもが親に話したいことをそれぞれ家庭で話しています。

 

 

停学について

停学についても決まりがあります。誰かをなぐったりしたら、すぐに次の日1日停学になるというのが決まっています。

他にはまずJCで対処がうまくいかなかった子についてはスクールミーティング(全校集会)に相談されます。全校集会でも話し合い、それでも学校で過ごす中でのペナルティではうまくいかないときに停学となります。

無期限停学になるといったひどい場合には「停学に関する委員」が担当します。委員は子どもとスタッフ、そしてアセンブリー(総会)のメンバーからなっています。総会についてはあとで話します。

委員は停学になった生徒の家を停学中も定期的に訪問してその子と話をします。委員が「改心したなぁ。大丈夫だな」と判断すると、本人を全校集会に連れてきます。そして今までの家出の様子などを報告します。みんなからいろいろ質問があって、「学校に戻ったら~いう態度で過ごします」とか答えていきます。そして多数決をして戻ってもいいが多数を占めると停学がとかれます。

 

 

全校集会

全校集会についてもう少し説明しましょう。毎週木曜日1時から開かれます。議長と秘書(書記)など担当者が何名か決まっています。その年の議長になりたい子は立候補して選挙で選ばれます。大変重要な仕事で民主的な手順が踏める人でないとなりません。ですから、「どうしてなりたいか」などを話したり、質疑応答があったりした後投票されます。

まず木曜日までに話し合ってほしいことを提出します。係りの人がそれを全部読んで議事進行表のレジメを1枚つくります。

当日はそれに沿ってすすめられます。当日も書記は出された話題を書きとめていきます。

まず最初に「お知らせ」があります。開かれるイベントや新しいルールの紹介などです。

次に「JC活動の報告」。今週あった判決が紹介されます。質問があれば、JC係りが答えていきます。もしこのJCの判決がおかしいと思う人がいれば、みんなで話し合います。「おかしい、やりなおしするべき」が多数決で多数を占めたら、もう一度JCに差し戻されて、後日JCでもう一度審議されます。

3番目は「発議」です。個人やグループから提案や要望が出されます。例えば「今度日本へ2か月いくんだけど、日本語の勉強もかねているから出席扱いにしてほしい」とか、「珍しい猫を飼っているから連れてきてみせたい」などです。猫のことだと、どこの部屋を使うかとか猫アレルギーの人への配慮はどうするかなど話し合っていきました。

見学に来たい人が紹介され、OKかどうか話し合います。見学に来たい人はまず「インフォメーションミーティング」という月2回放課後に開かれる説明会に参加します。学校に興味を持っている人、入学したい人や大学生などいろんな人がこれます。それに出席した人で、普段の学校の時に見学したい希望の人がいると全校集会で話し合います。

イベントやパーティーをしたい人もここで相談します。

外出の許可も申請します。学校はそれぞれの区域を色でよびわけています。建物の中は赤。校庭とテラスはオレンジ。隣接している森は黄色。その向こうの緑の地域、青の地域、黒と白の地域と続きます。黄色の地域からは行きたい子は許可を申し出ます。すると全校集会で「黄で守らないと駄目なことはなに?してはいけないことはなに?」と質問されて、それがわかっているか確かめられます。森なのでたばこや火は絶対にだめです。また黄色の奥には行ってはいけません。黄色と緑の境界線には札が吊ってあってわかるようになっています。1回目はこうしたやり取りと説明。2回目の集会で理解していて許可を出すかが決まります。許可がおりるとPPC係り(修理と安全に注意する係り)が実際に一緒にその区域に行って、ひと通りの説明をします。青の区域になると、もうそこからは建物が見えないくらい遠いです。だから何時から何時までいく、二人以上で行くと届けないといけません。それは何か起こったときに遠すぎてどこにいるかわからないと危険だからです。

 

 

保護者のかかわり方

親はいつでも学校を好き勝手にうろうろできるわけではありません。送り迎えの時に15分までなら、だれかとあいさつしたりおしゃべりしたりOKです。15分以上いることはいけません。それと年間8時間の見学が認められています。いつ訪問したいか「訪問受付係り」に届けます。そしたらその時間は自由に校内を見学できます。あいさつはお互いにしますが、生徒に親の方から「なにしてるの?」とか話しかけてはいけません。生徒から見学している保護者に話しかけてきたときはおしゃべりを楽しんでもOKです。それは子どもの方から望んでいるからです。そうでないときに話しかけると、なにかしている子の中断・邪魔になるからです。

親は月1回の「アセンブリーミーティング」(総会)に生徒やスタッフとともに出席できます。みんなで話し合う場です。

 

 

卒業

最後に卒業について説明をします。一年の終わりに学校をやめたい人は、卒業して辞める人と単にやめる人がいます。「卒業」を選ぶ場合はきまった手順を踏むことになります。

まず一年の始まりは9月ですが、10月15日までに「今年で卒業したい」と届をだします。卒業論文を書くことにきまっていて、それをお手伝いする委員会があります。この委員会も生徒・スタッフそして総会メンバーからなっています。外部の人が入ることもあります。この委員会に卒業したい旨を届けたあと、2週間に一度とか一か月に一度とか決めて、定期的に卒業論文の進み具合を見せて話し合います。この委員が書けたところまでの論文を読んで批評したり、アドバイスしたりします。4月になると委員会が全校集会で「~さんの卒業論文を手伝ってきました。~さんが卒業することを推薦します」と報告します。

そうしてみんなに卒業論文が配られます。それを読んで、学校のみんながこの子が卒業生にふさわしいか、卒業する準備ができているか審査します。

卒論の内容は「デモクラティックスクールでどう過ごしてきたか」「どう他の人にも役に立つ人へと成長したか」についてです。

みんなからの質問に答えます。50分くらいですが、卒業生と認めるかどうかを考える真剣で大切な時間なので、緊張した雰囲気です。その後投票が行われます。賛成が過半数を超えたら卒業生と認定されます。反対が多くて卒業生に認定されなくても、単にやめることもできますが、この場合は卒業資格はもらえません。やめずにもう一年通うこともできます。

 

ある17歳の女の子と場合はぎりぎり2票差で卒業生となることができました。反対者が多かった理由は彼女が卒論に書いた将来の進路とその時の彼女の予定がずいぶん変わっていたことです。その変わり方もあやふやで先に進む準備が不十分だと考えた人も多かったです。一方で新たにデザイン関係のインターンシップで活躍していたりして「よくがんばっている」と見る人もいて意見が分かれたのです。

別の17歳の女の子はほぼ全員賛成でした。この年は学校を2日、ダンススタディオで働くことを3日とスクールに了承をとってやっていました。これは学びとみなされて、出席扱いになっていました。そこでは、単にダンスが上手に踊るだけではなく公演のマネージメントの仕事もきちんとしていました。そういうことが評価されて、反対者が一人しかいませんでした。

 

こうした卒業認定については賛成の人ばかりではありません。というのはデモクラティックスクールの学びは何をしてもいいし、誰かに点をつけられたり評価されることはありません。しかし、卒業を目指すとなると「~ついての意見を書きなさい」とか指導を受けて、卒論を書かないといけません。そしてそれが大勢から評価されます。これはデモクラティックスクールの学びと矛盾しているんじゃないか、おかしいという意見がけっこうあります。それでも、スクール認定の卒業生とするということで、「どんな人でも卒業生というわけにはいかない。だから基準があるのは当然ではないか」という考えもあります。そこで、今のやり方となっています。

いずれにしろハドソンバレーサドベリースクールの卒業証書には成績表はありません。ですので、もし大学などに行く場合は面接などでこの卒業証書が意味するものは何かを自分で説明しなくてはなりません。でも、その「プレゼンテーションができる」「デモクラティックスクールでの学びはなにかを語れる」ということも卒業生の身につけたことの一つかもしれないと私個人的には思っています。